超低周波の音波で瞬時に消火! 米オハイオ州スタートアップ企業が開発した新技術に注目集まる

公開日: 更新日:

 米国で音波で火災を瞬時に消す新技術が開発され、注目を集めている。

 オハイオ州クリーブランドに本社を置くスタートアップ企業、ソニックファイアテック社が開発したシステムで、カリフォルニア州サンバーナーディーノ郡消防署が実証実験を行っている。

 音波で火災が消えるのはなぜか? 火は酸素を消費することで燃え続ける。このシステムは人間には聞こえない超低周波の音波を発生させ、「酸素を火が消費できない速度で振動させ、燃焼の化学反応を断ち切る」という。同社は「火は酸素を必要とするが、完全に除去するのではなく干渉する。これが安全で効果的な方法なのです」と説明している。

 3月29日、同郡消防署はこのシステムのデモを披露。葉吹き機のような形状の装置でさまざまな炎を瞬時で消火してみせた。写真は同署のフェイスブックに投稿された動画のひとコマだ。

 このシステムは現在、一般住宅向けに設計されており、従来のスプリンクラーシステムに代わるものとされている。最大の利点は、水による二次被害を防げることだ。

 将来的には、山火事延焼の防止や業務用・携帯型消火器具への応用も視野に入れて開発が進んでいる。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  4. 4

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  5. 5

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  1. 6

    樹木希林に不倫を暴露された久世光彦

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希またも“自己中発言”で捕手批判? 露呈した「人間性の問題」は制球難より深刻

  3. 8

    自転車の「ハンドサイン」が片手運転ではとSNSで物議…4月1日適用「青切符」では反則金5000円

  4. 9

    【独自】急死の中山美穂さん“育ての親”が今朝明かしたデビュー秘話…「両親に立派な家を建ててあげたい!」

  5. 10

    柳楽優弥「九条の大罪」23歳新人が大バズり! 配信ドラマに才能流出→地上波テレビの“終わりの始まり”