(3)不妊原因の48%は男性…20代女性の1回性交妊娠率は25~30%
「いつか孫を抱きたい」なら、不妊の現状を知っておくべきだ。日本では不妊は「生殖年齢の男女が妊娠を希望し、一定期間(日本では1年間)避妊することなく性生活を行っていたにもかかわらず妊娠の成立をみない病態」と定義されている。
不妊期間を1年と区切るのは、月経周期が順調な女性は1年間に12~13回排卵があり、そのうち妊娠に結びつく確率はおよそ3割とされている。避妊せずに性交渉を続けた女性の性交1回の妊娠率は実は20代女性で25~30%、30代前半の女性で15~25%もある。性交を繰り返せば1年で80%、2年で90%が妊娠する。そのことから不妊は全体の10%に上ると考えられている。
「子供を欲しいなら35歳までに結婚するのが望ましい」といわれるのは、30代後半の女性ではその確率が10~15%、40代以上で約1~5%と大きく下がることにも関係している。
2021年に実施された「第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」によると、不妊の検査・治療を受けた夫婦は22.7%。2015年の18.2%から増えている。実に5組に1組が不妊に悩んでいる。


















