「君を狂気と呼ぶのなら」東崎惟子著

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「君を狂気と呼ぶのなら」東崎惟子著

 深霞が7歳のとき、母がカルト教団に入信。母に連れられ、教団の施設に通う深霞も、周囲の反応がうれしくて聖書の学習に励む。しかし、双子の姉は興味を示さず、施設や母の伝道に同行するのもいつも深霞だけだった。宗教活動にのめりこむ母は家事もおろそかになり、関係が悪化した父は家を出る。10年が過ぎ、高校生になった深霞は、伝道中に同級生の十条の家を訪問。十条は偏見を持つことなく深霞の話を聞いてくれる。やがて十条に恋心を抱くようになった深霞だが、母によってその仲を裂かれてしまう。十条を思って自慰していたことも母にバレ、教団の審問にかけられた深霞は、導師たちによって犯されてしまう。

 宗教2世の少女が狂気に取りつかれていく姿を描く長編サスペンス。 (新潮社 781円)


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