北海道積丹町のクマ駆除めぐる「副議長vs猟友会」トラブルの行方…町役場には生徒誘拐脅迫メールが
ついに町役場に「脅迫メール」が届き、町内の小中全校が臨時休校に追い込まれる事態に発展した。
3日朝、北海道積丹町役場に<6日朝の登校時に町内全校の児童生徒を誘拐する>と書かれたメールが届いた。
「町内の小学校3校と中学校1校を6日、臨時休校としました。クマ駆除をめぐるトラブルとの関連性は不明です」(町教育委員会学校教育課)
同町では海田一時副議長(74)の不適切発言をきっかけに、地元猟友会との間でトラブルが発生。住民生活に影響を及ぼしていた。
地元テレビ局などによると、9月27日、海田副議長の自宅裏の箱わなに体重284キロのヒグマがかかった。猟友会のハンター9人が駆け付け、安全のため副議長に現場から離れるよう促したところ、「誰にものを言っているの?」「おまえ、オレのこと知らねえのか」と激高。「金ばっかりもらいやがって」「どうしてこんなに人数がいるんだ」とまくし立てた。
ハンターが「引っ張ってみませんか。とても2人では引っ張れない重さなんです」と説明。副議長は「オレにそんなことをするなら駆除もさせないようにするし、議会で予算も減らすからな。やめさせてやる」と言い放ったという。当時現場にいた町職員もこの発言を聞いていた。

















