「FIRE」「億り人」の言葉には要注意…高齢者への投資詐欺とはどう違う?若者狙いの手口と対策

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投資であることを隠して、近づいてくる

 この4月から、大きな期待と不安を抱きながら、新社会人や大学生になる人は多いかと思いますが、そんな若者を狙った投資詐欺は後を絶たず、いや、むしろ増加傾向にあると言います。そして、それら投資詐欺の手口は、高齢者ターゲットのそれとはまた違った傾向があるのです。

 若者をターゲットとした投資詐欺によくある傾向として、あからさまに「投資であること」を匂わせない、少なくとも、最初から(勧誘の段階から)投資であると明示しないことが、往々にしてあるのです。では、何を口実に近づいてくるかというと、それはこの先行き不透明な時代を背景に、「副業・起業といったビジネス」「自己啓発・自己実現」といった切り口です。

■具体的には、年金制度の疲弊や国家財政の悪化、終身

 雇用の崩壊などから、これからの時代、国や会社に頼れなくなってくる(すでになっている)ことを強調し、そこから、「複数の収入源を持とう」「自動的にお金が入ってくる「仕組み」を作ろう」などと言ってきます。

 そして、それが実現できるというビジネスを勧めてきて、「今すぐ行動すべきだ」と煽ってくるわけです。その際、「FIRE」「億り人」といったワードも絡め、ビジネスに成功して経済的自由を手に入れ、人生を楽しもうという、自己啓発的な側面からアピールしてくるケースが多いのも、若者ターゲットの特徴と言えるでしょう。

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