2026年新規上場全7社が公募割れ…「IPO神話」が崩れ去った理由

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「4月2日にウエルネス関連のビタブリッドジャパンが東証グロース市場に上場しましたが、1370円の公開価格に対し初値は5%マイナスの1301円で公募割れでした。今年最初のIPO(新規公開株)として2月13日に上場したライトノベルやコミックスを手がけていたTOブックス(東証スタンダード)も公開価格3910円に対し、初値は3595円とマイナス8.1%。今年になってからのIPOは、7社連続の公募割れで、4月6日上場のシステムエグゼでようやく連敗記録が止まりました」(経済部記者)

■「必ず儲かる」は今や昔

 かつてIPOは、公開株式数が少なく、上場初日に高値がつくのが常だった。過去には300%超の上昇率という極端なケースもあり、購入権利さえ得られれば、「一獲千金の片道切符」を手にしたも同然だった。しかし、それも今や昔の話。「必ず儲かる」というIPO神話は崩壊したと言っていいだろう。

 コロナ禍で上場申請を取りやめる企業が続出し、IPO市場が冷え込んだのは記憶に新しい。2025年の初値上昇率は26.3%で、13年ぶりの低水準にとどまった。

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