(2)精索静脈瘤の「検査」「手術」の実際…手術前に確認したい3項目

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「精索静脈瘤」の専門家は、生殖医学会の認定を受けた泌尿器科の生殖医療専門医だ。日本生殖医学会のHPの認定者一覧から泌尿器科専攻の医師で調べるか、病院・クリニックのHPで「男性不妊外来」や「精索静脈瘤 手術」などのキーワードで調べるといい。

 男性不妊の診察や検査は、視診、触診、超音波検査、血液検査、精子機能検査などが一般的。精子機能検査はとくに重要だが、10代の精索静脈瘤では必ずしも必要ない。治療の目的は成人が不妊への影響の評価なのに対し、10代は精巣の発育の保護にあるからだ。

 男性不妊の診断と治療に長年携わってきた東邦大学医学部名誉教授で「銀座リプロ外科」(東京・銀座2丁目)の永尾光一院長が言う。

「視診では、体格や喉仏、体毛量や場所などホルモンの影響を診るとともに精巣の大きさや形、陰茎の状態、精管の有無や腫れ、痛みなどを調べます。直立した状態で精巣の左右差を診るのも重要です」

 精巣の大きさはオーキドメーターと呼ばれる精巣模型と比べることでおおよその大きさを調べる。精索静脈瘤の疑いがあり、手術が必要な状態と判断した場合は、超音波検査でさらに正確な大きさを診るほか、精索静脈瘤や腫瘍の有無なども調べる。ほかに血液検査でテストステロン(男性)などのホルモンや染色体などを調べて造精機能などを判断する。検査時間はおよそ30分だという。

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