著者のコラム一覧
荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

緑内障(4)目の痛みに加えて頭痛、吐き気も見られたら要注意

公開日: 更新日:

 今回は、緑内障の中でも「閉塞隅角(へいそくぐうかく)緑内障」の患者さんが受ける治療についてお話ししたいと思います。

 急性発作時は、点眼・点滴・内服薬で眼圧上昇を抑えます。そして、発作に対する根本治療としてレーザー治療が行われます。

 レーザー虹彩切開術(LI)と呼ばれるもので、眼球にある虹彩にレーザーを照射して小さな穴を開ける治療法です。こうすることで、房水が穴から流れるようになり目の中にたまりにくくなるという仕組みになっています。つまり、房水の通り道を作るということですね。

 時間にして、片目なら10~15分程度で、治療は点眼麻酔を用いて行います。治療中に痛みはほぼなく、入院の必要はない日帰り治療です。

 前回、閉塞隅角緑内障は急激な眼圧上昇を起こすことがあり、目の痛みのほかに耐えがたいような激しい頭痛、吐き気や目のかすみなどが起きるとお伝えしました。これらの症状が出て、急性の閉塞隅角緑内障であると診断された場合は、眼圧を下げるための内服や点滴に加えて、すぐにLI治療を行うこともあります。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自転車の「ハンドサイン」が片手運転ではとSNSで物議…4月1日適用「青切符」では反則金5000円

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    柳楽優弥「九条の大罪」23歳新人が大バズり! 配信ドラマに才能流出→地上波テレビの“終わりの始まり”

  4. 4

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  5. 5

    ホルムズ海峡封鎖で習近平指導部が高笑い 中国の石油備蓄量は日本の5倍超、いまだ一滴も放出せず

  1. 6

    高市首相「イヤイヤ集中審議」の一部始終…収まらないイライラ、官邸崩壊もチラつき深まる孤立

  2. 7

    田尾監督には感謝しかない 電撃解任の際は一緒に辞めるつもりだったけど…

  3. 8

    故・中山美穂さんの遺産めぐる「相続トラブル」報道の実相…ひとり息子の相続放棄で、確執の実母に権利移行か

  4. 9

    ボクシング元世界王者・内藤大助さんは昨年ジム開設「ジィちゃんバァちゃんも大歓迎」

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希がまたも背信投球…指揮官まで「物足りなさ」指摘でローテ降格カウントダウン