阿部監督ついに変節か? 巨人に逆転勝利を呼び込む「笑顔のベンチ改革」

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 今年は「逆転の巨人」である。

 ここまで4カード11試合で6勝5敗。このうち4勝が逆転勝ちなのだ。8日の広島戦では、1点を追う九回無死二塁から3番の泉口が逆転2ランを放った。

 9日現在、リリーフ陣の防御率は2.92でリーグ4位。八回のセットアッパー大勢、九回を任される守護神マルティネスは絶対的な存在だが、数字的には決して救援陣が盤石なわけではない。チーム打率.242も同5位と平凡。それなのに、終盤に試合をひっくり返せるのはなぜか。さる巨人OBがこう言った。

「昨季まで劣勢の時は、ベンチで苦虫をかみ潰したような表情をしていた阿部監督が、今季は試合中に笑顔を見せることが結構ある。『ベンチが明るくなった』ともっぱら。ベンチの阿部監督の周辺には、ウィーラー打撃コーチと橋上オフェンスチーフコーチがいることが多い。ウィーラーコーチが一軍のベンチに入るのは今季から。選手時代から冗談を言うのが好きな明るい性格で、日本的な悲壮感が大嫌い。試合中は若手に『楽に楽に』『肩の力を抜いて』『楽しめ』などと常に声をかけている。前の原監督の時代や昨年までの阿部政権は、張り詰めたようなピリピリ感があった。ウィーラーコーチをベンチに入れるのを契機に、阿部監督は若手が萎縮しないよう、あえて笑顔でグラウンドに送り出している。経験の少ない若手が伸び伸びプレーできているのが大きいと思う」

 ここまで貯金1。“エンジョイ采配”が奏功しているというのだが、チーム状態は決して良くはない。阿部監督はいつまで笑っていられるか。

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