SNS片手に震災とパンデミックを経験…「コロナ世代」の心をどう救うか

公開日: 更新日:

 新生活が始まった。大学や社会人の1年生として夢や希望に胸を膨らませる一方で、ちょっとしたつまずきから人生を変えてしまう若者もいる。とくに今年は生まれたときからスマホに接し、子供の頃に東日本大震災、中学・高校では新型コロナパンデミックを経験した“二重の災厄”を生き抜いた世代。これまでとは異なる成長過程を経た若者たちへの「処方箋」を精神科医の最上悠医師に寄稿してもらった。

◇ ◇ ◇

 東日本大震災から15年がたった。被災地の復興は進み、街の景色は変わった。しかし、人の心は街ほどわかりやすくは復興しない。とりわけ気がかりなのは、震災当時に子供で、その後、中学・高校という多感な時期にコロナ禍を経験した、現在18~24歳前後の世代である。

 もちろん、この世代をひとくくりに「傷ついた世代」と決めつけるべきではない。震災をどこで経験したか、コロナ禍をどんな家庭や学校で過ごしたか、そして本人のもともとの性格によって、受けたインパクトは大きく異なる。そうした影響を受けずに育つ子もいる。それでも、この世代が2つの大きな社会不安をまたいで育ったことは事実である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    株主82万人に拡大も…前澤友作氏「カブ&ピース」のビジネスモデルは法規制に大きく左右される

  2. 2

    医学部に進学した息子のために老後破産したエリートサラリーマンの懺悔

  3. 3

    高市自民に「卑怯」「選挙やり直せ」とSNS大炎上! 違法「広告動画」出稿疑惑は拡大必至

  4. 4

    高市首相が国政初挑戦の1992年に漏らした「女を武器に」の原点 投開票日の夜に“チョメチョメ”告白の仰天

  5. 5

    ひろゆき氏も"参戦" 「タモリつまらない」論争に擁護派が続出する“老害化とは無縁”の精神

  1. 6

    休養中の菊池風磨「timelesz」5月ライブは不在…チケット"取れすぎ"が危ぶまれるグループ人気と「激痩せ」と「占い」

  2. 7

    サバンナ高橋“10年いじめ”問題からにじむ上下関係の悪しき伝統と「吉本の闇」…鬼越トマホーク良ちゃんも参戦

  3. 8

    今春の関東大会は「戦い方」が難しい 夏以降の新チームにも薄っすらと危機感を抱いています

  4. 9

    ビットコインは一気に投資拡大の可能性 200日移動平均線の水準に

  5. 10

    テープのつなぎめが分かりにくい「ハイファイ・ビートルズ」