広末涼子は時速185kmでの大事故も「危険運転致傷罪」適用されず…弁護士は「これを問わずして何を問う」と憤り
現場の通常時の制限速度は時速120キロ。その後の調べで165キロ超のスピードで走行していたと報じられたが、今回の書類送検でそれを20キロも上回る185キロだったことが新たに判明。最速165キロの佐々木朗希(ドジャース)の直球もはるかに及ばない高速走行だった。
時速185キロが「危険運転」に該当しないというなら、何キロ出していたら危険運転と判断されるのか。
■悪しき前例にならないか?
「時速185キロで側壁にバンバンぶつかっているわけですから、明らかに制御不能です」と、山口宏弁護士がこう続ける。
「衝突した相手がたまたま大型トレーラーだったから運転手は無傷で済みましたが、相手がバイクや軽自動車だったり、複数の車に衝突していたら、大惨事になっていた可能性もある。これを危険運転致傷に問わずして何を問うのか。何キロ出しても過失運転でいいのか、となります。かすり傷程度の交通事故でも危険運転が適用され、裁判になったケースはいくらでもあり、不均衡です。185キロは極めて危険なスピードです」


















