広末涼子は時速185kmでの大事故も「危険運転致傷罪」適用されず…弁護士は「これを問わずして何を問う」と憤り

公開日: 更新日:

 現場の通常時の制限速度は時速120キロ。その後の調べで165キロ超のスピードで走行していたと報じられたが、今回の書類送検でそれを20キロも上回る185キロだったことが新たに判明。最速165キロの佐々木朗希ドジャース)の直球もはるかに及ばない高速走行だった。

 時速185キロが「危険運転」に該当しないというなら、何キロ出していたら危険運転と判断されるのか。

■悪しき前例にならないか?

「時速185キロで側壁にバンバンぶつかっているわけですから、明らかに制御不能です」と、山口宏弁護士がこう続ける。

「衝突した相手がたまたま大型トレーラーだったから運転手は無傷で済みましたが、相手がバイクや軽自動車だったり、複数の車に衝突していたら、大惨事になっていた可能性もある。これを危険運転致傷に問わずして何を問うのか。何キロ出しても過失運転でいいのか、となります。かすり傷程度の交通事故でも危険運転が適用され、裁判になったケースはいくらでもあり、不均衡です。185キロは極めて危険なスピードです」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  2. 2

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 3

    N党・立花孝志容疑者にくすぶる深刻メンタル問題…日頃から不調公言、送検でも異様なハイテンション

  4. 4

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  5. 5

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  1. 6

    高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈

  2. 7

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 8

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然

  4. 9

    高市首相は自民党にはハキハキ、共産、れいわには棒読み…相手で態度を変える人間ほど信用できないものはない

  5. 10

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗