きしたかの・高野正成の絶叫は、剣道の胆力と美意識との葛藤の果てにある
「なにやってんだ! 何回やるんだ、これ俺! ホントに……」
(高野正成/TBS系「水曜日のダウンタウン」1月28日放送)
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いまや押しも押されもせぬ“ドッキリスター”として、バラエティー番組を席巻している、きしたかの・高野正成(36)。10メートル高飛び込みリベンジに挑むも、なかなか飛び込めず、周りにキレまくっていた彼はついに自分自身にもキレ出し、絶叫した言葉を今週は取り上げたい。
もともとデビュー当時は、いまのように怒るツッコミ方ではなく、いなすようなツッコミだったという。けれど、ある日のライブで、先輩の三四郎・小宮が20分くらい高野をイジり続けたことがあった。そのとき、突如「テメー、ボコボコにするぞ!」と怒った。すると会場は大ウケ。その帰り道、相方の岸大将(36)に「俺、あの感じでいくわ」と伝え、キレキャラが誕生した(TBS系「バナナマンのしらバナ!」2026年1月26日)。
だが、ライブシーン以外では、なかなかそのキャラは浸透しない。岸はその面白さを伝えるため、作家・大河内敦揮とともにYouTubeチャンネル「高野さんを怒らせたい。」を始めた。登録者数、再生数を伸ばすのは二の次。「俺はこいつの説明書になりたいと思った」(同前)と、岸が言うように、何より高野のツッコミを見せたいという思いが強かった。


















