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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

街歩き番組の主役は70歳を超える高齢者タレントたちだ

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「顔は笑っているけど、目は笑っていない」との指摘もあるが、あの笑顔を見れば、誰もが「いい人」と好感度も高くなる。以前、主婦からこんな話を聞いた。

「3歳の子供と散歩していた時、鶴瓶とばったり会い、“一緒に撮ろう”とスリーショットを撮らせてくれました。今も私の宝物の写真で、友達に見せては自慢している」

 当然、話は伝言ゲームのように広がり、鶴瓶は「いい人」と人々の心にインプットされていくことになる。

 鶴瓶が街歩きをするNHKの「鶴瓶の家族に乾杯」は今年で30年超の長寿番組だ。古希を過ぎた今も全国各地の家族と触れ合う姿に見る人は心を打たれている。その裏には好感度アップのためにたゆまぬ努力があったのだろう。

 好感度を意識してきた鶴瓶とは対照的に高田純次は「適当男」の異名通り自然体に見える。関東ローカルで10年以上続く人気番組「じゅん散歩」(テレビ朝日)。散歩先で主婦と会っても「女子大生?」とジョークを交わし笑いに変える。芸人にはない会話のセンスで「純ちゃん」と幅広い人から支持されている。

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