タモリにとって音楽とは「わからない」感情そのものを楽しむもの
「ダーウィン、あんまり音楽好きじゃなかったんじゃないの?」
(タモリ/NHK「知的探求フロンティア タモリ・山中伸弥の!?」11月15日放送)
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タモリ(80)といえば、早稲田大学のモダンジャズ研究会出身で、音楽フリークとして知られている。マイルス・デイビスが好きだったため、ジャズ研では当初、トランペット奏者だったが、先輩の故・瓜坂正臣に「マイルスの音は泣いてるけど、おまえのラッパは笑ってる」と言われ、司会に転身したのは有名な話だ。
そんなタモリは、進化論を唱えたダーウィンの「音楽は生存のために直接役立たない。それなのに人はなぜ音楽を手にしたのか?」という言葉に対し、「生存のために役立たないってのは間違いだと思うけどね」と真っ向から反論。続けた一言が今週の言葉だ。
この番組でも「うちの一家は音楽的にむちゃくちゃで、ばあさんが邦楽好き。親父はなんとフラメンコが好きだった」と語っていたように、タモリは子供の頃から、さまざまなジャンルの音楽が聞こえてくる家で育った。姉はクラシックピアノを習い、タモリ自身もラジオを好んで聴き、九州という土地柄、受信できていたFEN(米軍放送)などから流れる洋楽に親しんでいた。


















