「紀州のドン・ファン」事件 須藤早貴さんへの遺産は10億円を超える可能性
いわゆる「紀州のドン・ファン」、和歌山県田辺市の資産家、野崎幸助氏が急性覚醒剤中毒で死亡した事件。元妻の須藤早貴被告(30)が殺人の罪に問われた控訴審で検察の控訴が棄却され、無罪判決が出たのが3月23日。週明けの6日に検察が上告するかどうかの期限を迎える。
大方の予想では「上告は無理」とされていて、須藤被告の無罪が確定することになりそうだ。
控訴棄却の理由について裁判長は、殺害方法などがはっきりしておらず、須藤被告が殺害したと推認するには証拠が足りない、そこで野崎氏自身が自ら誤って覚醒剤を過剰摂取した可能性を否定できないとする1審判決を支持した。
判決報道の中には、これは死亡事故であり、殺人事件として扱わないというマスコミも多くみられたほど。というわけで、「上告断念」という予想になっている。すると、次の焦点は、妻だった須藤被告、いや須藤さんと言っておこう、その彼女の遺産相続の問題だ。
野崎氏が赤ペンで殴り書きのように書いた「全財産を田辺市にキフする」という遺書があり、現在は田辺市がその遺産を保全している。野崎氏の兄弟姉妹が遺言書無効の裁判をしているが、こちらも2審まで田辺市が勝っていて、上告審で差し戻される可能性は薄い。しかし、元妻の須藤さんには「遺留分」として遺産の半分の権利が生じる。


















