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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

TBS系「テレビ×ミセス」の体当たり企画にテレビの復活がかかる?

公開日: 更新日:

 そんな彼らが今春ついに冠レギュラー番組を持った。TBS系月曜夜9時の「テレビ×ミセス」。

 コンセプトはテレビとミセスが本気でコラボするバラエティー。

 出演はミセスの他、陣内智則が進行役を務める。20日はモーニング娘。OGの中澤裕子、保田圭、矢口真里と巨大すべり台クイズで対決した。彼女らが現役時代、「うたばん」でよくやったゲームだが、当時のMCは石橋貴明と中居正広だったが。

 何より印象的なのはミセスもモー娘。OGも本気で挑んでいること。さらにこの日は巨大扇風機の風に耐えながら笑顔で撮影に挑む「強風ベストショット」にもミセスが挑戦。若手芸人さながらに体を張っていた。

■過去の焼き直しでもいいじゃないか

 近年のバラエティーはトークやロケ中心でセットを使った体当たり企画は減りつつある。そんな中であえてそのど真ん中に飛び込んでいくミセスの姿は新鮮だ。これって言ってしまえば過去の人気企画の焼き直し。だが、それが結構面白い。ゼロからまったく新しいものを生み出すのが難しいのなら、かつての成功企画を今の感覚でアップデートすればいい。その入り口にミセスがいるならなお結構。

 その昔、サザンオールスターズが深夜「サザンの勝手にナイトあっ!う〇こついてる」なるコント番組をやっていた。音楽だけにとどまらず、テレビというフィールドでも遊び尽くす。その姿勢はミセスにも重なる。ミセスは令和のサザンになれるか。テレビ復活はミセスの肩にかかっている。

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