著者のコラム一覧
島田裕巳宗教学者、作家

1953年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。宗教学者、作家。現在、東京通信大学非常勤講師。「葬式は、要らない」「死に方の思想」「日本の新宗教」、「日本人にとって皇室とは何か」など著書多数。

国民との距離が近づく「園遊会」で招かれる著名人と天皇皇后陛下との気になる会話

公開日: 更新日:

 4月17日、赤坂御苑では恒例の「園遊会」が開かれた。園遊会は、天皇皇后主催で春と秋の2回行われる。今年は、冬季オリンピックが開かれたため、そのメダリストも招待され、なかでも、りくりゅう」こと三浦璃来木原龍一のペアに関心が集まった。その時点で2人は現役引退を発表していた。

 園遊会のモデルになったのは、イギリス王室で行われる「ガーデンパーティー」である。それはバッキンガム宮殿やエディンバラのホリールード宮殿で開催される。

 日本の園遊会との違いは、イギリスでは毎年夏に数回にわたって開催され、招待客が合計で3万人以上に及ぶことである。園遊会の今回の招待者はおよそ1400人だった。

 イギリスのガーデンパーティーでは、お茶とサンドイッチやケーキなどの軽食が振る舞われるが、園遊会では、ジンギスカンや焼き鳥が名物になっている。

 それも、栃木県塩谷郡高根沢町には宮内庁の「御料牧場」があり、そこで鶏や羊が育てられているからである。そうした肉は宮中の晩餐会でもメニューとして提供される。

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