巨人阿部監督が田中将大を天敵DeNA戦に抜擢したワケ 昨季は2戦2敗、対戦防御率9.00なのに

公開日: 更新日:

 粘投も3勝目はならなかった。

 巨人は先週から先発ローテーションを再編。3連戦のカード初戦を任された田中将大(37)が、24日のDeNA戦に先発。捕手の大城と一軍初コンビを組み、初回を無失点で立ち上がると、続く二回には95㌔のスローカーブを効果的に投げるなど貫禄の投球。6回3分の2で87球を投げ、8安打を浴びるも無失点。勝利投手の権利を持って降板した。

 1-0の八回に3番手の大勢が同点に追い付かれ、3勝目とはならなかったものの、DeNA戦は昨季、2回6失点、6回2失点で2戦2敗。対戦防御率は9.00の〝鬼門〟だった。「あまりに打たれるので、マー君も『クセバレか?』と疑心暗鬼に陥っていた」と、さる巨人OBがこう続ける。

「阿部監督はそんなマー君をあえてDeNAとの初戦に突っ込んで、今季の状態の良さは本物かどうかを見ようとした。打たれれば、昨季同様やっぱりDeNAには通用しないとなるし、抑えることができれば、今季はエース格としてローテで回ってもらおうとなる。安打は打たれても7回途中まで無失点でマウンドを降りたから、マー君は見事にテストに合格したことになります」

 かつて楽天のエースだった頃に定位置だった開幕投手の金曜日登板を任された田中将は、もっか防御率1.78。山崎、戸郷不在の先発陣にあって〝暫定エース〟として、当面はローテを引っ張ることになりそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    佐々木朗希の選手会脱退に「情けないし、寂しい」 球界に広がった“第2の朗希”への危機感

  2. 2

    (1)阿部監督の暴行事件は巨人にとって“渡りに船”だったか…異様に早い「解任判断」の裏側

  3. 3

    ドジャース大谷6年連続オールスタースタメンに暗雲…建国250周年の地元票が生む“フィリーズ包囲網”

  4. 4

    大谷翔平が負傷して出血…ドジャース指揮官は軽症強調もサイ・ヤング賞に悪影響を及ぼす懸念

  5. 5

    阪神1位・森下翔太を英才教育 父親が明かす「マイホーム購入の判断も野球ありきでした」

  1. 6

    ドジャース大谷翔平「サイ・ヤング賞&首位打者」同時授賞に現実味 4年連続5度目のMVPは既定路線

  2. 7

    巨人・橋上秀樹監督代行とは何者か…原辰徳氏には干され、阿部監督が心酔した“野村ID野球”の継承者

  3. 8

    巨人橋上監督代行が坂本勇人に肩入れする事情…出場メンバーとオーダーに“唯一”口を出した

  4. 9

    佐々木朗希がゴネた末の契約合意 この時すでに米挑戦は“既定路線”になっていた

  5. 10

    阪神・森下翔太がファンから「態度悪い」と非難されるワケ…球宴中間投票セパ最多21万票なのになぜ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希の選手会脱退に「情けないし、寂しい」 球界に広がった“第2の朗希”への危機感

  2. 2

    中傷動画疑惑に「ナメプ」連発の高市首相に大打撃! 共同通信の作成者証言報道を皮切りにメディア総攻撃開始

  3. 3

    中傷動画疑惑めぐる高市首相「虚偽答弁」の“証拠”出た! 木下剛志秘書の「回答書」公開され万事休す

  4. 4

    東京都内の選挙で自民また手痛い負け…「リベラル一掃を」と鼻息荒かった杉並区長選も暗い先行き

  5. 5

    大谷翔平が負傷して出血…ドジャース指揮官は軽症強調もサイ・ヤング賞に悪影響を及ぼす懸念

  1. 6

    ドジャース大谷6年連続オールスタースタメンに暗雲…建国250周年の地元票が生む“フィリーズ包囲網”

  2. 7

    高市首相に疑惑炸裂で「茂木新総裁」が急浮上 キングメーカー麻生太郎氏とも関係良好、経験値の高さも折り紙付き

  3. 8

    トンチキアイドル枠独占のM!LKが“ポスト嵐”に急浮上! イケメンからインテリまで幅広く

  4. 9

    高市首相、病気を理由に辞任? 囁かれるショートリリーフは麻生指名で「茂木敏充」か

  5. 10

    紙切れ一枚でクビに…怒りに任せて野球用具すべてを詰め込んだバッグごと、ゴミ箱にぶん投げて球場を後にした