三陸沖でM7.7「津波警報」発出! 出張先で大地震に遭遇しビビる記者と市民の意外すぎる反応
20日夕に三陸沖を震源とするマグニチュード7.7の地震が発生。青森県で最大震度5強を観測し、東北と北海道の太平洋側に津波警報と注意報が発表された。多くの国民の脳裏に「3.11」の記憶がよぎったであろうその時、日刊ゲンダイ記者はたまたま震度5弱を観測した宮城・仙台市に出張中だった。市民の反応はどうだったか。現地を歩いた記者がリポートする。
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「ヴィッ、ヴィッ、ヴィッ、地震です……」
市内のある施設内で複数の取材対象者に話を聞き、示された資料に目を落としていた20日夕方5時前、左の胸ポケットに入れていたスマホがけたたましいアラートをかき鳴らした。聞くだけで全身があわ立つあの警報に、思わず記者は「えっ、何? 何が起きたの?」と声を上げてしまった。
恐怖に身を縮ませながら地震発生を警戒したが、何も起きない。「アラートの空撃ちか」と高をくくりかけたところで、カタカタと建物が震動。とはいえ、揺れ自体は微々たるもので「まあ、こんなものか」と甘く見たその瞬間、淡い期待を打ち破るかのように大きな揺れが襲った。激しい横揺れで、建物がギシギシと音を立てる。体感で30秒~1分間。永遠のように長い。長すぎる……。
ようやく揺れが収まったところで、記者は取材対象者らに「長かったですね」と一言。「そうですね」と同意を得たかったが、彼らは警戒感を解かずに押し黙っている。「どうしたのか」と思った刹那、スマホから今度は「キンコンカンコン」と木琴を叩くような場違いなアラートが鳴り響いた。画面には「緊急 津波注意報発表」の文字。いやが応でも「3.11」が思い浮かび、底知れぬ恐怖が湧き上がる。

















