三陸沖でM7.7「津波警報」発出! 出張先で大地震に遭遇しビビる記者と市民の意外すぎる反応

公開日: 更新日:

 20日夕に三陸沖を震源とするマグニチュード7.7の地震が発生。青森県で最大震度5強を観測し、東北と北海道の太平洋側に津波警報と注意報が発表された。多くの国民の脳裏に「3.11」の記憶がよぎったであろうその時、日刊ゲンダイ記者はたまたま震度5弱を観測した宮城・仙台市に出張中だった。市民の反応はどうだったか。現地を歩いた記者がリポートする。

  ◇  ◇  ◇

「ヴィッ、ヴィッ、ヴィッ、地震です……」

 市内のある施設内で複数の取材対象者に話を聞き、示された資料に目を落としていた20日夕方5時前、左の胸ポケットに入れていたスマホがけたたましいアラートをかき鳴らした。聞くだけで全身があわ立つあの警報に、思わず記者は「えっ、何? 何が起きたの?」と声を上げてしまった。

 恐怖に身を縮ませながら地震発生を警戒したが、何も起きない。「アラートの空撃ちか」と高をくくりかけたところで、カタカタと建物が震動。とはいえ、揺れ自体は微々たるもので「まあ、こんなものか」と甘く見たその瞬間、淡い期待を打ち破るかのように大きな揺れが襲った。激しい横揺れで、建物がギシギシと音を立てる。体感で30秒~1分間。永遠のように長い。長すぎる……。

 ようやく揺れが収まったところで、記者は取材対象者らに「長かったですね」と一言。「そうですね」と同意を得たかったが、彼らは警戒感を解かずに押し黙っている。「どうしたのか」と思った刹那、スマホから今度は「キンコンカンコン」と木琴を叩くような場違いなアラートが鳴り響いた。画面には「緊急 津波注意報発表」の文字。いやが応でも「3.11」が思い浮かび、底知れぬ恐怖が湧き上がる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希の選手会脱退に「情けないし、寂しい」 球界に広がった“第2の朗希”への危機感

  2. 2

    中傷動画疑惑に「ナメプ」連発の高市首相に大打撃! 共同通信の作成者証言報道を皮切りにメディア総攻撃開始

  3. 3

    中傷動画疑惑めぐる高市首相「虚偽答弁」の“証拠”出た! 木下剛志秘書の「回答書」公開され万事休す

  4. 4

    東京都内の選挙で自民また手痛い負け…「リベラル一掃を」と鼻息荒かった杉並区長選も暗い先行き

  5. 5

    大谷翔平が負傷して出血…ドジャース指揮官は軽症強調もサイ・ヤング賞に悪影響を及ぼす懸念

  1. 6

    ドジャース大谷6年連続オールスタースタメンに暗雲…建国250周年の地元票が生む“フィリーズ包囲網”

  2. 7

    高市首相に疑惑炸裂で「茂木新総裁」が急浮上 キングメーカー麻生太郎氏とも関係良好、経験値の高さも折り紙付き

  3. 8

    トンチキアイドル枠独占のM!LKが“ポスト嵐”に急浮上! イケメンからインテリまで幅広く

  4. 9

    高市首相、病気を理由に辞任? 囁かれるショートリリーフは麻生指名で「茂木敏充」か

  5. 10

    紙切れ一枚でクビに…怒りに任せて野球用具すべてを詰め込んだバッグごと、ゴミ箱にぶん投げて球場を後にした