著者のコラム一覧
増田俊也小説家

1965年、愛知県生まれ。小説家。北海道大学中退。中日新聞社時代の2006年「シャトゥーン ヒグマの森」でこのミステリーがすごい!大賞優秀賞を受賞してデビュー。12年「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」で大宅壮一賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。3月に上梓した「警察官の心臓」(講談社)が発売中。現在、拓殖大学客員教授。

萩本欽一〈30〉「お尻を触る根性がなかった」 恩人の女性Pがずっと面倒を見てくれた意外な理由

公開日: 更新日:

萩本「やらない人がどんどん出世するでしょ」

増田「そりゃそうですね(笑)」

萩本「だから、全部やめちゃうと、誰がいいやつだかわかんないじゃない。俺が冗談でもやらないのは、それはやっぱり、最初にストリップ劇場に入ったのが良かったんだね。ストリップ劇場では、絶対的に女の人のほうが格上だから。きつく言われましたから。おまえらはも覗きみてえなもんだから、女に何か手でも出したらただじゃおかないって。即刻クビだって」

増田「踊り子さんに手を出すなと」

萩本「はい。口も利いたらいかんと。彼女たちはずっと上のランクにいますから」

増田「それも運ですね。最初にストリップ劇場に勤めたっていうのは」

萩本「はい。ですから女の人は偉いところにいるんだって。そこから出てきたから」

増田「お尻なんか触れないですね」

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