堺雅人「VIVANT」に感じる“懐かしさ”の正体…視聴者を誘う“昭和劇画”の魅力と考察合戦の先に待つ課題

公開日: 更新日:

「辛口な意見が多いのは、それだけ注目されている証拠。“熱狂”といえる立ち上がりなのは間違いないし、考察のしがいがある要素も多い。ただ、2クールの長丁場をこのまま走り切れるかについては、不安要素もあります」と語るのは、テレビコラムニストの亀井徳明氏。亀井氏は「まだ序盤なので、これからいろんな仕掛けがあるとは思いますが」と前置きしつつ、こう続ける。

「シーズン2の序盤、通算話数の第11話、12話をリアタイで見ました。面白かったのですが、どこか懐かしさというか古さを感じて……すぐにその正体が分かりました。思い出したのは、1970年代から2000年代初期ぐらいの営業マンが喫茶店でコーヒー付きのランチを食べながら読むような、青年週刊誌にあった漫画。『ゴルゴ13』みたいな劇画タッチで、国際情勢を織り込んだスペクタクルです。『VIVANT』を見ていると、ドラマというよりも劇画を見ているような感じになるんだな、と。ただ、その手の劇画はお約束のようにお色気場面もあったんですけど、さすがに地上波の日曜夜9時にそれはない。となると、スパイもののような派手な展開や意外性で見せるしかない。ネットの考察班が飽きてこないか、ちょっと心配になったんですよね。もちろん最後まで見るつもりですけど」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中村倫也が「風、薫る」に大貢献…妻・水卜麻美アナとの「ずっと仲良く」「にこやかな」近況

  2. 2

    欧州初の日本人指揮官誕生へ 森保一監督の“再就職先”は「ベルギー1部の日系クラブ」一択か

  3. 3

    萩本欽一〈34〉私の“運”論 大谷翔平のカネを使い込んだ通訳に「小さな声で『ありがとう』」

  4. 4

    新庄監督の“再就職先”に挙がるまさかの球団 采配に賛否もチームのテコ入れ役にうってつけ

  5. 5

    菅野智之トレード不成立の裏に致命的な“前科”…ここまで11勝4敗でも市場価値が低かったワケ

  1. 6

    巨人が今オフにも菅野智之を“買戻し”へ…完全復活の元エースを待つメジャーとの争奪戦

  2. 7

    腎臓病(4)ソーセージ、ちくわ、プロセスチーズの取り過ぎが腎機能を低下させる

  3. 8

    高市首相“被災地利用PV”が大炎上! ピアノBGM付きでヘリから合掌、酷暑に汗一滴かかない不可解

  4. 9

    被災地を踏み台に…確かにビンビン「伝わる」高市首相の人気取り “政治の師”は激励に駆けずり回るハード視察

  5. 10

    強いショック状態の清水アキラに心配の声…子供を亡くした神田正輝らもたどった遺族ケアの道のり