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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

大泉洋の「トップとしての顔」は目の前の人を楽しませ続けて仕上がったのだ

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「私は、かねてから洋にはこう申していた。『20歳までの顔は親が作ってやる。20歳からは自分で顔を作れ』。しかし私は今日ここに来て分かりました。20歳からの顔は、こいつが作ったんじゃない。ここにいる皆さんが洋の顔を作ってくれた」

 これについて大泉は、冒頭の番組で、一瞬で1万人超の観客の心を掴んだ父を称賛しつつ「でもこの言葉、言われたことないんです」と明かした。エンターテイナーっぷりは父親譲りなのかもしれない。

 大泉は31歳のとき、アミューズと業務提携し、全国進出した。その際、事務所に「ブレークさせないで」と伝えたという。「いつまでも北海道のローカルタレントでいたい。異質な存在でいたかった」からだ。「北海道の人が自分をどう見ているかは常に気にしますね。北海道の人たちに『大泉、いい仕事してるね』と思われたい」と(Yahoo!ニュース オリジナル「RED Chair」24年3月9日)。

 地元のファンを大事にする。だからこそ、トップ俳優となった現在でも、北海道のローカル番組に出続けているのだ。

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