生島ヒロシさん「恩人たちとの出会いが宝物」 七転八倒の精神で70代の復活に挑戦中
昨年のことを笑いに変えてくれた愛のイジリ
──生島は5月31日に浅草演芸ホールで行われたファミリー寄席に2年ぶりに出演した。講談師の神田伯山も出演して話題になった。
昨年のことも僕にとっては人生の大きな瞬間でしたね。伯山さんは自身のラジオ番組で復帰した僕のことを散々イジっていましてね。浅草演芸ホールに伯山さんも出られるということでお会いするのを楽しみにしていました。
伯山さんには楽屋でご挨拶をして、たくさんお話をして盛り上がりました。ところが、ステージに立った途端、メチャクチャで。「あの人ね、全然反省してなくって。こんな悪人いるんだ」と。楽屋でちゃんと説明したのに。まさかですよ。意表を突かれましたね。でも、それが受けて僕が「シャバの空気はいいですね」「本当は反省している」と言ったら、それがまた受けちゃって。伯山さんのことは愛のあるイジリと言っています。
セクハラは友人からLINEで送られてきた画像を他に転送したのがいけなかった。それが一発アウトの対象になることを説明され、今までいろんなことをやってきて、ライフワークだったラジオの番組に明日から来なくていいですと言われて、その瞬間に潔く退こうと決めました。番組はあと5回で7000回になる直前でした。
その後1年2カ月は何もできませんでした。何もできないのは本当につらかった。後期高齢者に差しかかってだから、このままリタイアしたらと言う古くからの友人もいましたが、その時はこのままフェードアウトするのは……という気持ちになっていました。スタッフも頑張ってくれている、受け入れてくれるラジオ局もある……それはありがたいです。
7月にジャガー横田さんの旦那さんで医師の木下博勝先生に番組に出ていただきました。木下先生は「生島さんは復活のシンボル」と言ってくださった。これからは一生懸命コツコツやるしかない、そうすれば手を差し伸べてくださる人もいる……。七転び八起きの精神で70代のチャレンジに励んでいきます。 (聞き手=峯田淳)



















