生島ヒロシさん「恩人たちとの出会いが宝物」 七転八倒の精神で70代の復活に挑戦中
「ザ・ベストテン」では追っかけマン
入社1年目の僕がその後釜に名前が同じヒロシだからという理由で起用されたけど、えらい違いでね(笑)。同じことをやってみてあの方のすごさがわかりました。
例えば、元々落語好きだったこともあって会話のキャッチボールや切り返しのうまさです。子供の頃から斜めから見るとか斜に構える姿勢も身についていたんでしょうね。それから引き出しも豊富。素朴な疑問への一言の返しも野球で言うなら見えないところからボールが飛んでくるような感覚です。物事の捉え方がストレートな僕にはそこがマネできなかったですね。
久米さんと黒柳徹子さんの「ザ・ベストテン」でも追っかけマンをやって、久米さんがお休みの時には司会も何回か。でも、どんなに頑張っても届かない先輩でした。
久米さんは考え方もはっきりしていた。一番はこうあるべきだという型にハマらないこと。それから予定調和はやめようということ。例えば、インタビューの時なんかは最初の質問は決めておいてもいいけど、あとはどうなるかわからないし、流れに任せる。僕はその教えを守っていて、今の番組も台本はありますが、ほぼアドリブです。流れに乗ることを大切にしています。
5月に立川志らくさんに番組に出ていただいたのですが、信じられないくらい見事なキャッチボールになった。ああいうのが理想ですね。


















