女優・大沢逸美さん回想 「不作」といわれた83年組アイドル7人が“神がかり”で集まったあの日

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大沢逸美(女優/60歳)

 1980年代アイドルの中で中森明菜小泉今日子らの82年組と比べて影が薄かったのが大沢逸美、松本明子、森尾由美ら83年組だが、今日22日「アラ!?還ライブ」を開催して健在ぶりをアピールしている。長身、ボーイッシュで目立つ存在だった大沢さんはシェークスピアの4大悲劇のひとつ「マクベス」に出演するなど女優として活躍中だ。

  ◇  ◇  ◇

 22日の「83年組アイドルアラ!?還ライブ」(北千住・シアター1010)には私と松本明子、森尾由美、小林千絵、木元ゆうこ、桑田靖子の83年組アイドル6人が出演します。「お神セブン」と言っているこの集まりは同期とのたまたまの再会から生まれたものです。もうひとりは私と個人的につながっている米国在住の徳丸純子です。ネーミングは当時AKB48の「神セブン」と私たちの出会いが神がかっていたこと、“女将さん”と呼ばれてもいい年齢だよねといういろんなものを掛けて私がネーミングしました。

 83年組といわれているけど、当時、つながりはほとんどありませんでした。楽屋では一緒でしたが、みんなマネジャーがついていて一歩外に出るとしゃべるなと言われていた。例えば、由美ちゃんは「千絵ちゃんはお姉さんだから悪い遊びを教えられる」といった理由で話すのを禁止されていた(笑)。それから由美、ゆうこはスカウト組でそれ以外はオーディション組なので歌手として取り組む姿勢が違っていたことも大きかった。

 アイドル卒業後はみんなバラバラ。そんなわけでテレビで注目されるのは明菜、キョンキョンの82年組で83年組はいつもスルーされ、集まる機会もなかったけど、きっかけになったのが2013年。私がある番組の企画でアイドル時代のアンケートに答えたことでした。最初は面白いエピソードとか言われてもお互いに何も知らないから全部「特になし」。それを見たマネジャーから「何でもいいから一行書きましょうよ」と言われて書いたのが「同期に会いたい」でした。

 それで番組で「83年の同期に会う」という企画になり、30年ぶりに靖子ちゃんと会いました。その時は電話番号を交換したくらいでそれっきりになるだろうなと思ったのですが、彼女のことを調べたらライブをやることがわかった。それでご縁だし、(松本)あっこちゃんに「お花を出そうと思うけど名前を借りて連名にしたい」と言ったら「みんなで出し合おう」と話がまとまって。

 そんな流れの中で、たまたま帰国していた純子から電話があり、靖子、千絵ちゃん、あっこちゃんの話になり、純子がゆうことフェイスブックでつながっていて、「今、関西にいて一緒にお蕎麦を食べてる」って。それで「年明けにみんなで集まろうと言ってるけど、純子は来られる? ゆうこちゃんは無理だよね?」と言ったら、2人とも来ることになった。

 さらにその暮れ、私が「ヒルナンデス!」のファッションコーデの企画に出たら、たまたま相手が由美ちゃんで。由美ちゃんは売れっ子だから同期の集まりなんて無理かなと思いながら控えめに台本の切れ端に電話番号を書いて渡したらすぐ連絡があって、14年1月に7人が集まることに。

 みんな30周年を迎えた年で50歳手前。年齢的にもそこそこ落ち着いたタイミングだったことが「お神セブン」につながったと思っています。

 35周年、40周年と銀座・博品館劇場でライブを開催。「不作の83年組」と言われたけど、アラ還でも心はアイドル気分。45周年は2年後ですが、それまで待てないので43周年ライブを22日に行うことにしたんです。

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