草間彌生さん97歳で死去…病院を「家」に半世紀、亡くなる直前まで絵筆を握り続けた壮絶人生

公開日: 更新日:

「草間さんのアトリエで対談をさせていただいた時、草間さんはお話をしながらも、ずっと絵を描き続けていらっしゃいました。どれだけ描き続けても、時間が足りないんだと。限られた時間の中で、描き続けることの大切さを教えていただきました。僕も、描き続けてみます。草間さん、本当にありがとうございました」

■「芸術がなければとっくに自殺していた」

 草間さんを知るマスコミ関係者が言う。

「1973年に米ニューヨークから帰国したあと、心身の不調に伴い、75年ごろから入退院を繰り返し、77年に自らの希望で東京都新宿区の精神科に入所。以来、そこを『家』と定め、そこで暮らしつつ、近くに構えたアトリエを往復する規則正しい生活を半世紀にわたって続けられていました。高齢になってからは車椅子を使うようになりましたが、それでも創作意欲は衰えず、1日8時間ほど絵を描く日もあったそうです」

 草間さんは「芸術がなければとっくに自殺していた」と語るほど、創作は精神的な支えであり、芸術にすべてを打ち込んだ人生だったようだ。そして以下のような名言の数々も残した。

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