「この株は絶対に上がる」は危険…荒波のマネー戦線を生き抜く最強の武器とは?
「アポロ月面着陸は捏造」「JAL123便は攻撃された」「STAP細胞は潰された」「安倍氏暗殺はスナイパーの仕業」──ネットにはこうした陰謀説が跋扈している。
定説で否定されても、陰謀論者は「自分だけが真実を知っている」とムキになって反論する。
なぜ人は一つの物語に固執するのか──。
その根本的な原因は、私たちの脳にある。脳は「0か1」で白黒つけたがる習性がある。そうした方が情報処理の負担が少なく、物事を単純に理解できるからだ。
「コイツは善か悪か、敵か味方か」といった二項対立は、かつてのコンピューターの処理方式と同じ。政治の右・左や、イヌ派・ネコ派論争といった日常の嗜好も、脳がラクをするための単純化作業だ。
一方、現代の量子コンピューターは「0でも1でもある」という曖昧さを許容することで、飛躍的な性能向上を実現している。
この「どちらもあり得る」という重層的な状態を脳内に留め置くことは、確かに高度な精神的負荷を伴うものだ。

















