「満員御礼 歌舞伎楽屋裏ばなし」泉ゆたか著|江戸の歌舞伎小屋を舞台にした人気シリーズ第2弾
「満員御礼 歌舞伎楽屋裏ばなし」泉ゆたか著
16歳の希和は、江戸・木挽町の芝居小屋「河原崎座」の看板役者・5代目岩井半四郎の付き人。半四郎が上方から連れ帰った子役の音松の世話も任される。小屋の裏方や役者たちは、興味津々だが、音松はわずか7歳ながらそれらの視線に動じることもない。さらに半四郎の稽古を受けるや、希和も目を見張るほど、セリフ回しや踊りを半四郎そっくりに演じてみせる。
そんな中、座長の権之助に呼ばれた希和は、半四郎の「鸚鵡石」の売り上げが良くないと伝えられる。鸚鵡石とは人気役者の名ゼリフを抜き書きした冊子で、半四郎の鸚鵡石は小屋の売店では飛ぶように売れているが、絵草紙屋に出した分が大量に返本されてきたという。対策を考えるよう命じられた希和は頭を悩ます。
江戸の歌舞伎小屋を舞台にした時代小説第2弾。 (徳間書店 913円)


















