ガッツ石松さん「お別れの会」…76歳で散ったあっぱれ人生、芸能界での成功と世界王者のプライド
この人のようにあっぱれの人生を送れる人は少ないだろう。
6月2日に76歳で亡くなったガッツ石松さん(本名・鈴木有二)のお別れの会が9月2日、東京・文京区の後楽園ホールで行われた。この日はガッツさんの月命日。祭壇にはボクシングのリングと現役時代のガウンや三度笠などが置かれ、遺影の脇にはガッツポーズさながらに、赤いカーネーションで形作られたグローブが配置されていた。ボクサーとしてのガッツさんが全面に押し出され、具志堅用高、ファイティング原田、渡嘉敷勝男、平仲明信、徳山昌守、内藤大助、井上尚弥など蒼々たる世界チャンピオンがズラリ参列した様子は圧巻だった。
主催がボクシングの世界チャンピオンやガッツさんの事務所「株式会社ガッツエンタープライズ」だったということもあるが、ガッツさんがボクサーとして活躍したのは70年代。参列したデヴィ夫人が「今日は初めてガッツさんの本当の姿を拝見した」と語ったように、一般にはボクサーとしてのガッツさんを知らない人が増えた。しかし、ボクシングの世界チャンピオンだったという実績は、ガッツさんが生涯大切にしたプライドだった。


















