著者のコラム一覧
佐高信評論家

1945年山形県酒田市生まれ。「官房長官 菅義偉の陰謀」、「池田大作と宮本顕治 『創共協定』誕生の舞台裏」など著書多数。有料メルマガ「佐高信の筆刀両断」を配信中。

多くの世界王者を育てた日本ボクシング界の名伯楽・米倉健司

公開日: 更新日:

米倉健司(2023年4月20日没 享年88歳)

 自身もボクサーだったが、むしろ、ヨネクラジムの会長として多くのボクサーを育てたことが記憶されるべきだろう。

 世界王者だけでも柴田国明、ガッツ石松、中島成雄、大橋秀行、川島郭志の5人を輩出した。井上尚弥は孫弟子になる。

 この中のガッツ石松と私は対談したことがある。『俳句界』の2017年7月号でだったが、ガッツをボクサーとして知っている人も少ないのではないかと思ったので、

 「いまは役者だと思われているのでは?」

  と問いかけると、彼も、

「ああ、そうですね。”OK牧場”とか言ってるバカなタレントだと思っている人が多いんじゃないですか」

 と答えていた。

 最初にガッツが世界チャンピオンになった時の相手はメキシコのロドルフォ・ゴンザレスで、当時、無敵のボクサーだった。ガッツが勝つと思っていた人はほとんどいなかった。

「1%くらいだったんじゃないですかね。 三流ボクサーだけど、ガッツ石松というボクサーの中に、テレビ局とか、ジムの会長さんとか、何か魅力を感じていたんでしょうね。 だから、次から次へと大きな試合を組んでくれたわけです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に