前山剛久は「自分の身内に対してもしょうがないと言えるのか」と糾弾された
共演者から「亡くならなくてもエエやんって正直思うよね」と向けられると、「悲しかったですよ、もっと話してくれたらよかったのに」「僕の意見としては、しょうがないじゃん、みたいな」「結果がそうなっただけで、僕は本当に真剣だった」と心情を語った。
この時の「しょうがないじゃん」が切り取られて拡散、炎上してしまう。
「自分の身内に対してもしょうがないと言えるのか」「故人を冒涜するのか」「人の心が無い」「ヘラヘラと最低」「最悪」……。まさに見過ごせない、許せないという非難一色である。神田さんの元夫も「シンプルにはらわた煮えくり返っている」と投稿し、擁護の声はまったく見られない。
冷静に振り返っても、切り取られた部分は発言内容の象徴だった。全編にわたって当事者意識のなさが目立ち、まるで他人事と言わんとするような都合のいい言い訳ばかりを並べている、と受け取られても仕方がない内容だったからだ。
後に前山はホストを辞め、芸能界への復帰断念も表明。
俳優とは「心理の移り変わり、喜怒哀楽の濃淡を表現して観客に伝える仕事だ」と教わったことがある。そう話したベテラン俳優は「だから良い演技のことを“迫真”と言うんだ」と続けた。
他人の感情を都合よく操ろうとするだけで、心理や感情の真に迫ろうとしない人物が良い俳優となる可能性は皆無だ。ホストという感情を操る立ち位置こそが本性なのだとすれば、俳優復帰の断念は正しい選択だったといえる。



















