わが子の発育が早いかな? と気になったら…「思春期早発症」を専門医が解説
通常よりも数年早く、胸のふくらみや初経、声変わりなどの二次性徴が始まる──それが「思春期早発症」だ。自身の長女が思春期早発症と診断された経験をもとに、「うちの子、発育が早いかな?と思ったら読む本 思春期早発症の受診・治療・対策」(日東書院本社)を監修した新生児科医・小児科医の今西洋介医師に話を聞いた。
■危惧されることの1つが脳腫瘍
「娘が小学1年生のとき、一緒に入浴していた妻が二次性徴が始まっていると気づきました。思春期早発症は、子ども本人や家族が日常のなかで発育の早さに気づき、受診につながるのがひとつの典型です」(今西洋介医師=以下同)
思春期とは、性ホルモンが分泌されて二次性徴が起き、大人の体へ変化する時期のことで、始まる年齢の平均は、女子10歳、男子12歳。思春期早発症では、個人差の範囲を超えて早く二次性徴が現れる。
「診断基準は、女子だと7歳6カ月までに乳房がふくらみ始める、8歳までに陰毛、わき毛が生える、10歳6カ月までに初経がある。男子だと9歳までに精巣が発育する、10歳までに陰毛が生える、11歳までにわき毛やひげが生える、声変わりが見られる、となります」


















