著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学 家政学部准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

静かに進む「内臓ボケ」を防ぐカギは夜にあり…逆流性食道炎や脂肪肝も

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 夕食をとる時間は、人によってまちまちです。午後8時に食べる方もいれば、帰宅が遅く9時、10時を回ってからという方も少なくありません。「自分は夜型だから大丈夫」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。

 しかし、内臓の時計は、私たちの気の持ちようとは関係なく、淡々とリズムを刻んでいます。

 連載第1回でお伝えしたように、夜遅い夕食は、翌朝まで脂質代謝への影響を残します。これだけでも問題ですが、9時過ぎの夕食には、さらにいくつかのリスクが重なってきます。

 ひとつは「逆流性食道炎(GERD)」です。

 食後すぐに横になれば、胃の内容物が食道に逆流しやすくなります。夕食から就寝までの間隔が3時間未満の人は、3時間以上空けた人に比べて、GERDのリスクが有意に高い報告もあります。胸やけ、夜中の咳、寝ている間の違和感……心当たりがある方は、まず夕食の時間を見直してみる価値があるかもしれません。

 2つ目が「非アルコール性脂肪肝(NAFLD)」です。

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