(2)感染症と深い関係…新型コロナにかかりやすい血液型は?
血液型は「感染症」とも深く関係しています。昔からO型はマラリアに強く、A型は弱いことが知られていました。またO型は消化器系の感染症に弱い傾向があります。コレラ、ノロウイルス、ピロリ菌などです。逆にA型は消化器系には強いのですが、呼吸器系が弱点になっています。
その代表が「新型コロナ」です。
2020年にパンデミックが始まって以来、世界中で血液型との関係が調べられてきました。その結果、O型は感染しにくく、A型やAB型は感染しやすいことが明らかになってきました。
さらにO型は重症化しにくく、A型やAB型は重症化しやすいことも分かってきました。B型はA型とO型の中間です。
A型が感染しやすい理由のひとつは、ウイルス表面の抗原物質が、ヒトのA抗原と似ていることです。
血液型は糖鎖と呼ばれる小さな分子によって決まります。糖鎖の種類(分子構造)は血液型によって決まっており、それぞれA抗原、B抗原、O抗原と呼ばれており、赤血球の表面を覆っています。


















