(47)義忠の身を担いで歩きだす
「御館様」
宗長の絶叫は、周りにいた武将たちの耳にも届いたらしく、彼らも戦いを止め、義忠を救うべく集まり始めた。
宗長もようやく雑兵を蹴散らして、倒れている義忠ににじり寄る。
「御館様」
しかし義忠は、息をしているものの、身動きは取れない。
「…
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