綱とり霧島、大関とり熱海富士に共通する「武器」 正反対例は昇進後Vがない横綱・豊昇龍
上位に必要な武器を持っている力士は強い。
先場所、3度目の賜杯を抱いた大関・安青錦を含め、3人で優勝決定戦を繰り広げた大関・霧島(30)と関脇・熱海富士(24)。9月場所(13日初日)では霧島が綱とり、2場所21勝の熱海富士は大関とりに挑む。
横綱と大関が同時誕生なら、1993年3月場所の曙、貴ノ花以来となる33年ぶり7回目の記録。もちろん、簡単なことではないが、2人には共通した「武器」がある。それが「型」と、それがもたらす「安定感」だ。
霧島は昨年11月場所から5場所連続2ケタ勝利を続けており、この間は優勝1回、優勝決定戦出場2回。現在の土俵で、もっとも安定感のある力士であることは間違いない。
「霧島が安定して勝てるのは『左のまわしを取って頭をつける』という型があるからです。力士にとって重要なのは、いかに得意の型に持ち込むか。霧島の場合は立ち合いで頭から強く当たることで先手を取っている」(角界OB)
熱海富士は今年1月場所で優勝決定戦に臨み、賜杯は逃したものの12勝。初めて三役に昇進して以降、3場所連続で勝ち越し中だ。


















