「離婚」「中絶」「借金苦」…島倉千代子を苦しめた“男運”

公開日: 更新日:

 最初の“だめんず”は1963年に結婚した藤本勝巳。阪神の4番打者で人気者だったが、水商売に手を出して事業に失敗。島倉は6年後に協議離婚するまでに3人の子供を妊娠中絶、6000万円の借金までかぶることになる。

 この直後に現れたのは、かつて島倉を救った人。島倉は藤本と結婚する前、観客が投げたテープの芯が目に当たり失明の危機に瀕した。その際に治療を施した眼科医である。
「命の恩人ですから、島倉も幸福になれると思ったのでしょう。ところが違った。副業で営んでいた不動産業に失敗。手形に裏書きしてしまった島倉は総額4億3000万円にも及ぶ借金を背負わされることになります」(芸能ライター)

 1977年に始まった島倉の“借金返済人生”。90年には、利子を含め15億円にまで膨れ上がった借金を完済したが、05年には著書のギャラ振り込みをめぐって再び問題が発生。トラブルにようやくメドがついたのは去年のことだ。この間、小児マヒで体の不自由だった最愛の姉が入水自殺したり、93年に乳がんと診断されたり、次々と不幸が島倉を襲った。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る