本橋信宏
著者のコラム一覧
本橋信宏作家

1956年、埼玉県所沢市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。私小説的手法による庶民史をライフワークとしている。バブル焼け跡派と自称。執筆はノンフィクション・小説・エッセー・評論まで幅広い。“東京の異界シリーズ”第5弾「高田馬場アンダーグラウンド」(駒草出版)発売中。「全裸監督 村西とおる伝」(太田出版)が、山田孝之主演でNetflixから世界190カ国同時配信決定。

卑弥呼の裏ビデオが流出しないよう警視総監に手紙を書いた

公開日: 更新日:

 1993年夏。

 日比野正明は村西監督率いるダイヤモンド映像を退社した。乱脈経営で会社が傾き、多くのスタッフが消えていた。

 日比野正明はフリーのAV監督として一からやり直すことにしたのだ。6年以上におよび社屋に寝泊まりして休日もなく働き通してきた。

 フリーになった日比野にとって、卑弥呼と仕事ができることは天にも昇る経験だった。

 卑弥呼がクリスタル映像から復帰することになり、復帰作1本の出演料は500万円という破格のギャラになった。しかも6本契約合計3000万円という大型契約である。この金額は、卑弥呼が本来ダイヤモンド映像からもらえるはずの未払いの総額だった。

 すべて交渉したのは日比野正明だった。

 卑弥呼の復帰作は日比野正明が撮ることになった。AV業界の一部では、恋い焦がれた女を使って、監督という仕事をとってきた男、などという噂を立てられた。だが、日比野はこの件に関して一円も儲けていないのだ。

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