「悪者は宮迫」認定で…吉本が図る“闇営業”騒動の幕引き

公開日: 更新日:

 闇営業問題で謹慎中の雨上がり決死隊宮迫博之(49)が4日、神奈川県茅ケ崎市で行われたイベントで、特殊詐欺の被害防止のための啓発チラシを配るボランティアに参加したと報じられた。

 イベントは「第8回Hawai’i湘南フラフェスティバル2019」というもので、宮迫はアロハシャツ姿で来場者約500人にチラシを配った。イベントの主催者には、共通の知人を通じて10日ほど前に本人から参加の申し出があったという。サンスポによれば宮迫は来場者からの写真撮影にも応じ、「また泣いちゃいそう」と話していたという。先月20日の謝罪会見以降、初のボランティア活動となるが、吉本興業は関知していない。ワイドショー芸能デスクはこう解説する。

立川志らくが『ひるおび!』で“パフォーマンスと受け取られてしまうこともある”と言っていましたが、そういう側面は確かにある。ただ、みそぎとしてボランティアに参加することは決して非難されることではないでしょう。宮迫は先月30日に吉本サイドと話し合ったそうですが話し合いは平行線。吉本に戻る気はないようですから、次のステップを見据えた活動だと思います」

 吉本サイドは宮迫に対し、岡本昭彦社長の会見で“契約解除を撤回”としたが、「フライデー」で反社勢力との“ギャラ飲み”が報じられると“契約解消の撤回については再度検討”と対応を二転三転させている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし