著者のコラム一覧
吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<101>家宅捜索令状で知った「覚醒剤」の使用…精力剤も使わないのに?

公開日: 更新日:

 社長は早貴被告と結婚する1年ほど前に大阪で暮らすKという女性と結婚する予定で、彼女の借金2000万円を肩代わりしていた。しかし金を振り込んだのにKは田辺に来ず、言い訳ばかりを繰り返していた。業を煮やした社長が裁判を起こすと伝えると、タンスや衣類などの家財道具を送ってきたので、車庫に保管してあった。その中から注射針が出てきたという。

 だが、警察はこのことを発表していないし、果たして覚醒剤を打つための針なのかも分かっていない。

「キミは誰からか『これは効く精力剤だから社長に飲ませれば喜ぶよ』と言われて、社長に勧めたことはないかい?」

 早貴被告と2人だけのときに私は聞いた。

「……そんなことはなかったです」

 彼女はそう否定した。(つづく)

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