著者のコラム一覧
吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<102>野崎幸助さんは何時に亡くなったのか 自宅にいたのは早貴被告だけ

公開日: 更新日:

 野崎幸助さんが亡くなった時に自宅にいたのは早貴被告だけだった。外部から侵入者がいなかったことは、防犯カメラで確認されている。野崎さんの自宅は2017年に塀を新築した際に防犯カメラも付け替えた。8台の新式のカメラで、死角がないように設置してあると、私は業者から聞いていた。

「いいかい。キミが精力剤と思って社長に渡したクスリが覚醒剤であったら、キミの罪は軽くなるんだよ」

 私は早貴被告の目を見ながらそのように言い、彼女の前にエサを投げた。しかし彼女はエサに飛びつかなかった。

 私と早貴被告、家政婦の大下さん、番頭格のマコやんという4人で話し合っている時にも、マコやんが同じことを笑いながら聞いたことがあるが、彼女は笑みを浮かべて否定したのである。

 事件に関連しておかしな点は他にも多々あるので列挙していこう。まずは死亡時刻に関する疑問である。私は当日の午後4時ごろにドン・ファンと電話で話をしているから、この時点では間違いなく生存していたし、翌日に会う約束をしたのだから自殺をする可能性は全くない。

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