著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

園子温監督の性強要疑惑「本当の被害者」は? 放映中止ならさらなる告発者も

公開日: 更新日:

 映画監督で俳優の榊英雄、俳優の木下ほうかに続いて、業界の“大物”である園子温監督(60)にも性行為強要疑惑が報じられた。

 実は、前回のこの連載で「戦々恐々となっている人に有名監督がいる」と指摘したのが、この園監督のことだ。まあ、業界では新人や若手女優に手を出しているという評判は以前から耳にしていた。今回は女性週刊誌が性行為を強要された複数の女優の告発を報じ、「俺と寝たら仕事をやる」と卑劣な手口を紹介している。

 僕が話を聞いた映画プロデューサーによれば、「気に入った若手女優には自分の作品で使うから」と言っては関係を持っていたそうで、実際に映画に出演させていた。また、女優の中には「売れるための早道」だというので、その計算もあって自らそれとなく接近する“売れない女優”もいたそうだ。

 園監督は「日本では本当に数少ない大勢のファンが付いている映画監督です。作品のファンがいるので、当然、全国一斉公開で観客も入り、認知度が上がって有名女優の仲間入り……というわけです」とは前出のプロデューサー氏だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった