著者のコラム一覧
加来耕三歴史家・作家

昭和33年、大阪市生まれ。奈良大学文学部史学科を卒業後、同大学文学部研究員をへて、現在は大学・企業等の講師をつとめながら著作活動を行っている。テレビ・ラジオ等の番組監修・出演などの依頼多数。著書に『加来耕三の戦国武将ここ一番の決断』(滋慶出版/つちや書店)『卑弥呼のサラダ 水戸黄門のラーメン』(ポプラ社)ほか多数。

奇襲のチャンスをつぶし関ヶ原で惨敗した石田三成の不運

公開日: 更新日:

映画の世界では常に悪役

「のぼうの城」販売元:ハピネット(C)2011「のぼうの城」フィルムパートナーズ

 戦国時代の“天下分け目の決戦”といえば、ご存知「関ヶ原の戦い」。

 慶長5(1600)年、豊臣政権五大老の一人・徳川家康が、上杉景勝の討伐を口実に出陣。これによって同年9月15日、関ヶ原で家康の東軍と五奉行の石田三成が組織した西軍が衝突し、東軍が大勝利したことはご存知でし… 

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【連載】日本史再見 英雄になれなかった男

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