カブトムシゆかり<4>フリーランスは休むと仕事がなくなる

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 趣味を仕事にするのは時に苦痛にもなる。

「虫好きアイドルとしてテレビにも出させていただいたのですが、番組が要求するものを自分で先回りして、演出に合わせてしまうようなところがあるんです。誤解を恐れずに話しますと、番組が私に要求しているのは、虫が好きな“変わった女の子”なわけです。体長8センチで世界最大のゴキブリである、オーストラリア産のヨロイモグラゴキブリを番組で紹介した際も、その希少性や珍しい生態について説明するのではなく、共演の別の若いタレントさんに見せて、“驚かす”ことが主でした。これはディレクターさんが悪いという意味ではないのですが、なんだか、知らず知らずにモチベーションが低くなっていってしまったのです」

 オスカープロを退社し、自由になったというわけでもない。

「自由の裏側には責任というものがあります。フリーランスは自由にやれていいね、と言う人もいるかもしれませんが、実際は自分で全責任を負わなくてはいけません。イベントに呼んでもらっても、ちょっとしたしぐさが感じ悪かったり、こちらでは気付かずにぞんざいな話しぶりだったとすれば、主催者に二度と呼ばれなくなるかもしれません。極論すると、私が普通のOLさんだった頃なら風邪で休んでも何も言われませんでした。でも、自由といわれる今は、風邪で仕事をキャンセルすれば、次の仕事は来ないのです」

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