カブトムシゆかりさん<1>羽つきでTV出演も親戚中が納得

公開日: 更新日:

 カブトムシ好きが高じて、芸名にまでカブトムシを使用。夏休みには「虫のお姉さん」として全国の昆虫展やトークショーに引っ張りだこの人気だが、デビュー前には不動産会社でOLをしていた時期がある。

「何とも自由な家庭というか、小学生時代は『嫌なら学校に行かなくてもいい』という環境で育ちました。といっても、家庭では父だけがひとり風変わりなだけで、母も4つ違いの姉も真面目な性格。90歳の祖父も地元で市会議員を務めたほどしっかりした人です。ですから、私が背中に虫の羽を着けてテレビに出ていた頃も、親戚は呆れるどころか、『あのお父さんの娘だから仕方ない』と妙に納得していました。どうやら私だけがその父の血を引いてしまったようです。3、4歳の時に母がガーデニングで花を育てていたのですが、普通の女の子なら『まあ、お花がきれい』と思うところ、私は花についている虫の方に関心が寄ってしまったのです」

 とはいえ、家族仲はすこぶる良好だ。

「以前、父に恋愛相談をしたことがあります。お付き合いしていた男性に二股の疑念があって相談したのですが、その時、父は『なぜ二股と思うのか?』というところから始めました。普通ならここから男性の心理や対処法が続くはずですが、『俺は最高で七股まである。二股と思った時点でおまえは考えが甘い!』と説教されました。父は『浮気だ、浮気だと騒ぐのは決まって4、5番手の中途半端な女で、1番手の女は自分に自信があるから騒がない。それでも許せるのが本当の恋だ』と自信満々なのです。父親が娘に何てことを言うのかと思うでしょうが、私は妙に納得してしまったのです。そんなわけで、今も独身です」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃