地下浪人から三菱創業者に…岩崎弥太郎が追求した夢と挫折

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 三菱を創業した岩崎弥太郎は土佐藩の生まれ。武士の身分を売り渡した地下浪人と呼ばれる家柄で、長男の弥太郎は21歳のとき江戸に出て有名な学者・安積艮斎の門下生に。ところが父が村のいざこざで負傷したので帰郷。奉行所に訴えたが黙殺されたため腹を立て、役人を非難する落書きをして牢獄へぶち込まれた。

 出獄後の弥太郎は村から追放され、蟄居中の重臣・吉田東洋の門下に入った。東洋が藩政に復帰すると、弥太郎は下級役人に抜擢。慶応3(1867)年、長崎の開成館貨殖局出張所(土佐商会)の主任者となり、坂本龍馬を知る。2人は酒を飲みながら夢を語り合ったようだ。

 戊辰戦争後、土佐藩は民間の海運業社を装った「九十九商会」を大阪につくり、弥太郎はその責任者として利益をあげた。その後、九十九商会は藩から独立して弥太郎が社長となり、社名を三川、さらに三菱と改称した。

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