あなたの脳の働きは年齢相応? 30分で認知機能をテストする「脳検」 が人気
「もしもなってしまったら……」と、多くのシニアが不安に感じている認知症。簡単なテストをオンラインで定期的に受検し、自らの認知機能を把握することで認知症の予防につなげる「脳検」(脳活性度定期検査)が人気を集めている。検査結果は約5000人のデータと比較され、現状の脳年齢がたちどころに示されるわかりやすさが受けて、すでに約3万人が利用している。
脳検を開発したのは、クレジットカード会社クレディセゾンのグループ企業・脳活総研。
「カード会員の高齢化に伴い、シニアの健康生活を維持する新規事業を始めることになりました」と、代表取締役の太田芳徳氏は話す。
約400人に重ねたインタビューで、多くの人が語ったのが認知症に対する不安や心配だった。
「関心を持って調べてみると、認知症予防の分野は有望なことがわかってきました」(太田氏)