新型コロナワクチンを12回も接種! インドの84歳男性が御用
「コロナには絶対に感染したくないのです」
インド北東部ビハール州に住むブラハルデフ・マンダル被告(84)は過去11カ月で、新型コロナウイルスのワクチンを12回も接種してきた。インドであってもワクチン接種規則に違反する行為であり、刑法188条、419条、420条に抵触するとして起訴されている。
マンダル被告は「もっと体を強くしたい」という思いから、保健所職員に嘘をついたり、他人の名前を無断使用したりして、可能な限り多くのワクチンを接種してきた。30分間隔で複数回の接種をしたこともある。
地元メディアにこう語っている。
「8年間苦しんできた関節痛がワクチンのおかげでよくなりました。腰痛にも効くし、他の人にも勧めています。政府はすごいものを提供してくれたものです」
保健所は「監視システムが機能しておらず、大きな抜け穴ができていた」として、今後は違法な複数回接種を防止し、取り締まる方向だ。
あまりにも自分勝手な行動だが、高齢であるため不起訴になる可能性もあるという。