著者のコラム一覧
樋田毅ジャーナリスト

1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。朝日新聞社会部で赤報隊事件を取材。著書に「記者襲撃」(岩波書店)など。「彼は早稲田で死んだ」(文藝春秋)で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。

(1)早大原研発足から10年の活動記録「播植十年」に綴られた信者たちの本音

公開日: 更新日:
歴代委員長らが率直な手記(写真はコピー、提供)

「播植十年」という表題の小冊子を入手した。「播植(はしょく)」は植物の種をまき、苗を植え、育てることを意味する。早稲田大学原理研究会(早大原研)が1964年に発足してから73年までの10年間の活動記録である。

 言うまでもなく、原理研究会は「世界平和統一家庭連合」(旧統一教… 

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り993文字/全文1,134文字)

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  2. 2

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  5. 5

    オリックスまさかのドラフト戦略 「凶作」の高校生総ざらいで"急がば回れ"

  1. 6

    ヤクルト2位 モイセエフ・ニキータ 《生きていくために日本に来ました》父が明かす壮絶半生

  2. 7

    オリ1位・麦谷祐介 暴力被害で高校転校も家族が支えた艱難辛苦 《もう無理》とSOSが来て…

  3. 8

    “代役”白石聖が窮地を救うか? 期待しかないNHK大河ドラマ『豊臣兄弟』に思わぬ落とし穴

  4. 9

    福山雅治は"フジ不適切会合参加"報道でも紅白で白組大トリの可能性も十分…出場を容認するNHKの思惑

  5. 10

    バスタオル一枚の星野監督は鬼の形相でダッシュ、そのまま俺は飛び蹴りを食らった