岸田首相SNSで突如「妻の裕子」連投…わざわざ名前入りで夫人利用のキナ臭さ

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 どういうつもりなのか……。ASEAN首脳会議とG20出席のため、5日から11日までインドネシアとインドを訪問していた岸田首相。外遊中のX(旧ツイッター)の投稿が物議を醸している。しつこいくらいに「妻の裕子が」と夫人の様子を連投したからだ。

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 例えば8日には、インドネシアで裕子夫人が活動する様子をアップした首相官邸の投稿を引用する形で、〈妻の裕子はジャカルタで活躍する日本企業の現地法人をお伺いし、現地で働く皆さんと交流させていただいたと聞きました〉と書いた。他にも〈裕子が地元の皆さんに大歓迎をしていただきました〉と、夫人の写真付きで発信している。外遊中の8~10日、「妻の裕子」関連の投稿は計4回だった。

 日刊ゲンダイが岸田政権発足以降の岸田首相のXをチェックしたところ、外遊先で裕子夫人と共に納まる写真や動画付きの投稿は複数あったが、裕子夫人の活動を紹介した書き込みはゼロ。「妻の裕子」という文言も一切なかったから、この3日間での連投は唐突だ。

 よほど「妻の裕子」というワードに違和感があったのだろう。Xでは《しつこいくらいの『妻の裕子』》《岸田は妻裕子のこと以外なんも考えてない感じ》《妻の裕子、入閣させたいん?》《キモイんだよ!》という声が上がっている。突然の「夫人推し」は永田町でも話題に。何か思惑でもあるのか。

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